犬の体によい果物や野菜を毎日のごはんにプラスしましょう

犬 野菜 果物

毎日のごはんに野菜や果物を利用していますか?

手作りごはんでは野菜を使うことも多いと思いますが、果物はおやつ感覚で飼い主さんがフルーツを食べるときに、わんちゃんにおすそ分けしている方も多いですよね。
でも、そのフルーツ、毎日のごはんにプラスしてみましょう。

野菜や果物にはポリフェノールが多く含まれていて、体によいことをもたらします。
野菜や果物が犬の体にどんなよいことをもたらしてくれるのか見ていきましょう。


毎日のごはんに野菜や果物をお勧めする理由

私たちの愛犬の周りにはありとあらゆる有毒なものが溢れています。
農薬や化学薬品、薬、ワクチン、洗剤・・・これらが蓄積されて愛犬に慢性的な健康問題を引き起こしています。私たち飼い主は積極的にそれらから愛犬を守ってあげたいですよね。

果物や野菜、ハーブは有毒なものから愛犬を守る食餌療法になるのです。

手作りごはんでも、ドッグフードでも毎日のごはんに野菜や果物をプラスしてあげましょう。
野菜や果物はこんな良い効果をもたらしてくれます。


野菜や果物にはポリフェノールが豊富

野菜や果物にはポリフェノールという抗酸化物質が多く含まれていて、癌のリスクを減らすことがわかっています。


慢性炎症を軽減する

癌、アレルギー、心臓病、関節疾患、糖尿病、自己免疫疾患などは慢性炎症がもたらす病気です。
ポリフェノールには炎症を抑制する働きがあります。


フリーラジカルと戦う

フリーラジカルは炎症の原因になります。
それは、体内に錆びのように蓄積し、慢性炎症の原因となり、慢性疾患や早期老化を引き起こします。
ポリフェノールは強力なフリーラジカル捕捉剤ですので、酸化ストレスと戦うことを助けてくれます。


腸のバランスを整える

ポリフェノールは腸内細菌の助けになります。
ポリフェノールのひとつであるカテキンは、大腸菌とサルモネラ菌の増殖を防いでくれます。
また、別のポリフェノールのケルセチンも大腸菌の増殖を防ぎます。
リグナンと呼ばれるポリフェノールは腸内細菌にエサを与えてくれています。


肝臓の解毒に役立つ

ポリフェノールは肝臓の働きを助けます。
肝臓にはフェーズ1とフェーズ2と呼ばれる働きがあります。
フェーズ1は、毒素から肝臓を守るための最初のステップです。
フェーズ1の酵素は毒素をより害の少ない分子に変換することによって毒素を中和するのを助けます。
しかし、これらの分子はまだ体に害を及ぼす可能性があるので、フェーズ2の酵素はそれらの副産物を取り込み、それらを水溶性にし、尿として体内から排出されます。


ポリフェノールの種類

ポリフェノールは以下のような種類に分類されています。


  1. フラボノイド
    フラボノイドは抗炎症作用があり、抗癌性を持ち認知機能改善の効果などがあります。

    フラボノイドはさらに以下のように分類されます。
    フラボン(パセリ、セロリ)
    イソフラボン(マメ科植物、アルファルファ)
    フラボノール(りんご、ケール、ブロッコリー)
    アントシアニン(ブドウ、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、いちご、りんご)
    フラバノン(柑橘系)
    フラバノール(りんご)
  2.  フェノール酸
    フェノール酸は果物の種子や皮、野菜に含まれます。
    フェノール酸はフリーラジカルを除去してくれます。
    ターメリックに含まれるクルクミンは慢性炎症を減少させてくれる効果があります。
  3.  リグナン
    アプリコット、ブロッコリー、緑黄色野菜や亜麻の種子に多く含まれています。
    ホルモン関連のガンに有用です。
  4.  スチルベン
    ブルーベリー、ラズベリー、クワ、ピーナッツに含まれるレスベラトールが含まれます。
    レスベラトールは抗炎症性でガンと闘うことができます。

すでに野菜や果物を与えている飼い主さんへの注意事項

食品は加熱や加工をすると、栄養が低下します。
果物や野菜は調理することでポリフェノールの多くが破壊されてしまいます。

できれば、生の状態で犬たちが消化しやすいように、細かく刻むかペースト状などにして与えるとよいでしょう。

また、わんちゃんには与えない方がよい食材などもありますので、それらを知った上で食餌の管理ができるとよいですね。