犬の手作りごはんの野菜の選び方

手作りごはんを作っている飼い主さん、犬に与える野菜はどんな風に選んでいますか?
なぜその野菜を選びましたか?

ギリシャ時代、医学の父のヒポクラテスは「食を何時の薬とせん。薬を何時の食とせん」と、食事で健康を保つ道を説きました。
中国では、「病気を治すのも食事をするのも、生命を養い健康を保つという本質は同じである」という「薬食同源」が実践されてきました。

現代では、これらの考え方が化学的にも正しいということが解明されてきています。
昔の人は本当にすごいですよね!

愛するわんちゃんのために、どうせ手作りをするのであれば、この考え方を利用してみましょう。

機能性食品

食品の成分の科学的研究が進み、食品は3つの機能を持つという日本発の機能性食品の考え方が提示されました。

生命維持に欠かせない栄養機能を一次機能、味や香りの感覚機能などを二次機能、健康維持と病気の予防を含む体調調節機能を三次機能としています。

人の場合、三次機能を人為的に付与した新規の開発食品が「機能性食品」と定義されています。

犬の場合はどうでしょう?
肉食よりの雑食と言われる犬にとって、一次機能はタンパク質じゃないでしょうか?
「肉」ですよね。

私は二次的機能は犬にはそこまで重要ではないのかな?と思います。

三次機能、ここに犬に与える野菜を当てはめてみたらどうでしょう?
健康維持と病気の予防を含む体調調節機能・・・そんな難しいことわからないよ、そう思っちゃいますよね。
でも、もっと簡単に考える方法があります。

旬のものを選ぶ

日本には「旬」という言葉がありますね。

旬のものってなぜ美味しいと思いますか?
野菜にとって一番良い生育条件が整った環境で育てられ、最も成熟している時期が旬です。

つまり、その野菜が一番良い条件で育っていて、そこにはたくさんの栄養が含まれています。
最近はハウスの中で育てられ、1年中市場に出回る野菜もありますが、太陽の光がたくさん必要な夏野菜をビニールハウスの中で育てても本来の美味しさにはかなわないですよね。

最近では、土壌も変わってしまって、野菜の栄養価は昔と比べて落ちていると言われています。
それならば、よりよい条件で育ったものを与えたいですよね。
だから、旬の野菜を選んでください。

無農薬や有機野菜がいいの?

我が家は無農薬野菜にすごくこだわっているわけではありません。
同じ野菜が多少の金額の差で無農薬が並んでいれば、そちらを選びますが、こだわって必ず無農薬というわけではありません。

ある獣医さんが教えてくれましたが、無農薬の野菜からも農薬が検出されているということでした。
その先生は、ご自分で検査をしたそうですが、地面の有害物質が雨になり降り注ぎ、さらに地球上すべて繋がっているということから、結局はそれはまた戻ってくるということらしいです。

それでも、日本は農薬大国ですから、害になるものはなるべく少ない方がいいですね。

私の家の近所には、畑をやっている農家さんや、農家が本業ではないけど、野菜を作っている方などが無人の直売所を設置しているところが多くあります。
基本的に自分の家で食べる野菜を作っている方は無農薬のものが多いですよね。
なので、無人の直売所に無農薬の野菜が並んだりもします。
(無人の直売所は基本どれでも100円なのも嬉しい)

さらに、私の住んでいる埼玉県ではそこかしこにショッピングモールがありますが、そういうところにも農家さんの直売所があります。
基本的に、農家さんが自分で持ってきて朝とれた野菜を並べています。
(道の駅の野菜販売的な感じ)

そういったところの野菜は新鮮です。
葉物の野菜でも1週間ぐらいでは冷蔵庫でシナシナになることもないです。

わかりますか?
そう、そういうところで売っている野菜は基本的に旬のものなのです。
旬のものはフィトケミカル(植物化学)成分も豊富です。
農薬も少なくて済むんです。

スーパーでも同じですよね。
真夏に白菜は売っていないはずですね。

ですから、栄養の面でも農薬の面でも、旬のものを選んでいただくとより体にも良いものになります。

食べてよいものよくないもの

人は食べられても、犬にはよくない野菜がありますね。

例えば、ネギ類やブドウ(果物だけど)など。
アボカドも賛否両論あります。

犬には何が良くて何が良くないのか。
手作りをする上でそういったことも知る必要がありますね。

さらに、言えば、デザイナーズフーズや色素成分、呈味成分、芳香成分なども知っていると野菜を選ぶ基準が変わってくるかもしれないですね。

犬のための野菜選びをしてみませんか?

犬のごはんには人の残りものの野菜ではなく、犬のために選んだ野菜を使ってみるのもいいですね。
我が家では、犬のために買って犬に使って残った野菜を人が調理して食べていたりします(笑)

どんな調理法があるのか調べるのも、意外な発見があったりして楽しいですよ。

旬の野菜を選ぶことで、体に必要な栄養がうまくとれるかもしれませんね。