いよいよ暑い夏がやってくるこの時期、わんちゃんの熱中症対策も気になるところですね。
先日、とあるところで見かけた犬版ポカリ風ドリンクの原材料を見て唖然…
これは、人でも買いたくないレベルの原材料なのに、犬にこんな人工甘味料や保存剤の入った飲み物を与える?というものでした。
飼い主のみなさん、見る目を養いましょうね。
後ほど、お家で作れる人も犬も一緒に飲めるイオン飲料の作り方をご紹介していきますが、人工甘味料の怖さについてもいくつかお伝えしていきます。
目次
人工甘味料について
私たちの身の回りで手に入る飲料のラベルをどれぐらい気にしてみていますか?
お茶やお水を除いた甘い飲料には、ほとんどと言っていいほど人工甘味料が使われています。
ジュースだけではなく、アイスやお菓子、お惣菜などたくさんの加工品に使われているのです。
安全と言われている人工甘味料ですが、果たして本当に体に影響はないのでしょうか?
気になる人工甘味料についていくつかあげてみます。
アスパルテーム
○ルスイートがアスパルテーム100%です。
実は、アスパルテームでは痩せないどころか太ってしまうことが明らかになっているそうです。
踊らされてはいけませんね。
さらにこんな危険も・・・・
主成分であるフェニルアラニンは神経伝達物質の一つで、脳内でドーパミン、ノルアドレナリンに合成されます。
覚せい剤などはこのドーパミンに直接作用するため頭が錯乱するとされています。
このフェニルアラニンは元々体内にも存在するので「人間の体にあるなら大丈夫では?」と思うかもしれませんが、精製したものを直接摂取するとすべてが毒物になり、フェニルアラニンもまた単体で摂取すると脳細胞を過剰に刺激し 場合によっては死に至る興奮性毒であることが判明しています。
またアスパルテームの中のメチルエステルは飲み込んだとたん、メチルアルコール(メタノール)に変わります。。これも神経毒です。
蓄積していくと腫瘍、脳障害、頭痛、気分の著しい変化、皮膚のポリープ、不眠症、鬱、知能低下を挙げ、短期記憶への影響、血液のガンなどが増えるという研究結果があります。また暴力的になることも分かっています。
スクラロース
こちらもアスパルテームと並ぶぐらいに毒性の強い人工甘味料です。
スクラロースの危険な理由は分子構造に人体に有害な塩素があり、さらに炭素の分子がくっついています。化学的にこれらがくっつくとオルガノクロライドという名の分子になり、その性質はダイオキシン、PCB、DDT(危険な農薬の一つで外国では禁止されている国が多い)にとても近いのです。
さらにそれが加熱して138度を越えると、塩素ガスが発生します。
塩素には強い毒性があり人体にとってとても有害であることが実証されています。クッキーなどのお菓子は高温で調理されますよね。
わんちゃんのクッキーにまさか含まれていませんか?
アセスルファムK
これ、すごいよく見かけます。
甘い飲料にはほぼこれか果糖ぶどう糖液が入ってます。
アセスルファムKには塩化メチレンが含まれています。
塩化メチレンは呼吸器や皮膚から体内に吸収されると、かなり”高い確率で発がんする”ことが明らかになっている危険な物質です。呼吸からで体重1kgあたり50mg、経皮で200mgさらされると50%の確率でがんになる可能性が高いとされており、例えば体重60kgの人間の場合、呼吸で換算すると50mg×60=3000mg
つまり呼吸から3g摂取すると高い確率でがんになる計算です。当然、アセスルファムKから微量なれど長期的に摂取し続けると体に害があることは明確です。
実際に、がん・肝臓や腎臓の疾患、急性症状として頭痛や吐き気など引き起こすことが報告されています。
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)
正式名称は「高フルクトースコーンシロップ」と言います。
その名の通り、とうもろこしが原材料です。
そして、そのとうもろこしはほぼアメリカからの輸入で高い確率で遺伝子組み換え食品です。
そのフルクトースが主な原因として発生する症状は、肥満(メタボリック・シンドローム)、糖尿病、高血圧、ビタミンとミネラルの枯渇、心臓血管の病気、肝臓の病気、癌、関節炎などです。
手作りの熱中症対策ドリンク
熱中症の予防のためには、暑い時間に散歩に行かない、室内ではエアコンを作動させるなど飼い主側が気をつけてあげることも大切ですね。
少し遠出をするときなど、タオルやお水を多めに用意しておくという準備も必要ですね。
あまりお水を飲んでくれないというわんちゃんに、簡単に作れる熱中症対策ドリンク・はちみつ水のご紹介です。
わんちゃんだけでなく、飼い主さんも一緒に使えます。
はちみつ水の作り方
材料
・水 500ml
・天然はちみつ 大さじ2杯
・天然塩 小さじ1/4杯(または1.5g)
・新鮮なレモン果汁 大さじ1杯
わたしたちが普段飲むスポーツドリンクには人口甘味料が使われているものも多いので、愛犬と一緒に飲めるドリンクを作ってみてはいかがですか?
熱中症予防にはダイエットも大事
太りすぎているわんちゃんは皮下脂肪が多く、体の熱がこもりやすいというデメリットがあります。
普段から愛犬の健康管理とともに体重の管理もしていきましょう。
そのためにも、手作りごはんはおススメですよ!