愛犬の心臓が気になる飼い主さんのための手作りごはん

犬 心臓病 僧帽弁閉鎖不全症

愛犬の心臓疾患でお悩みの飼い主さん、与えているごはんはなんですか?
どんなにオーガニックで消化しやすいごはんであっても、市販のドッグフードでは心臓に必要な栄養素がすべては含まれていません。

心臓疾患と診断されたら、まずは手作りごはんに変えてあげましょう。
健康な心臓を保つためには新鮮な生肉が必要です。

とくにシニアになってくると健康診断で心雑音が聞こえます、と言われたことのある方も多いのではないでしょうか?

心臓を守るためにどんなごはんやサプリメントが必要か見ていきましょう。

心臓に必要な栄養素

心臓に必要な栄養素で、まず最初にあげるのはアミノ酸です。
タンパク質は平滑筋の発達と回復に効果があります。
他にもビタミンやミネラル、必須脂肪酸などやコエンザイムQ10も重要な働きをします。

L-カルニチン

身体が脂肪を燃焼させてエネルギーにするときに必要なアミノ酸です。
L-カルニチンの欠乏で、心筋の機能低下を引きおこすことがあると言われています。
タウリンと一緒に与えることで、心エコーの測定値に改善が見られたり、うっ血性心不全の改善が認められています。

L-カルニチンってなにに含まれているの?

L-カルニチンは獣肉の赤身に多く含まれています。
中でも、ヤギ、ラム、鹿、牛などに多く含まれています。

マグネシウム

心臓の機能を健康に保つのに大切なミネラルです。
マグネシウムの欠乏は犬の僧帽弁閉鎖不全症の進行と関係があると言われています。
過剰に摂りすぎると、尿石症の原因にもなりますので、注意しましょう。

マグネシウムを多く含む食材

魚や大豆、野菜、果物、などに多く含まれています。
魚をごはんのローテーションに加えてあげたり、手作りごはんで野菜、果物を摂り入れていれば、不足することはないでしょう。
大豆は犬にはあまりおすすめしない食材ですので、他のもので補えるとよいですね。

タウリン

心臓において、高濃度で見つかるアミノ酸です。
手作りごはんで内臓(心臓)を摂り入れてあげると、タウリンの補給になります。
タウリンの欠乏は特定の犬種においての拡張型心筋症と関係しているとも言われています。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は手作りごはんにおいて必須です。
魚油などで必ず追加してください。
EPAとDHAの血漿中の値の低下は犬の心疾患と関連していると言われています。

ビタミンD

ヒトでは、ビタミンDの欠乏がうっ血性心不全の発生と関連していることが証明されています。
犬においても最近の研究ではビタミンDの血液中のレベルの低下とうっ血性心不全が関連していると言われています。

手作り食にプラスしてハーブも利用してみましょう

手作り食とハーブを利用して心臓の健康を守りましょう。
ハーブについては「愛犬が心臓病と診断されたとき、ホームケアでできること」で詳しく書いていますので、ご覧になってみてくださいね。