愛犬を心臓病から守るために

犬 心臓病

犬もシニアになってくると、健康診断で心臓の雑音が聞こえますと言われたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか?

このHPでも心臓疾患のごはんの記事はアクセスが一番多いです。
それだけ心臓疾患を気にしている飼い主さんも多いということですね。

犬の心臓疾患のうち75~85%が僧帽弁閉鎖不全症です。
シニアの小型犬に多く、最終的に心不全をおこすとも言われています。

可愛い愛犬を心臓疾患から守るためにはどうしたらよいのでしょうか。


僧帽弁閉鎖不全症になりやすい犬種

遺伝的な要因があり、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルでは3~4歳でほぼ半数が、マルチーズでは7~8歳で70~80%が僧帽弁閉鎖不全症になると言われています。

その他にも、チワワ、ポメラニアン、シー・ズーなどが挙げられます。

アニコム調べ


僧帽弁閉鎖不全症の原因は遺伝?

原因についてはっきりと書かれているものは私が探した限りでは見つかりませんでした。
原因ははっきりと解明されていないとなっていることが多いですね。

特定の犬種に多いということは、やっぱりその犬種の持つ何かが関係しているのでしょうか?

でも、その犬種であっても発症率は100%ではないです。
ということは、発症しない犬もいるわけですよね?

それはなぜでしょう?


僧帽弁閉鎖不全症のスイッチを入れない

遺伝が原因ならば、その親から生まれた子はすべて病気になるのでしょうか?
そうとも限らないですよね。

確かに、心臓疾患の遺伝子を持った親はその情報を子に引き渡すことになります。
ただ、その病気は発症させずに済むこともあります。
心臓疾患でなくても、癌であったりアレルギーであったり、腎臓疾患であったり肝臓疾患であったり。

そこに関連しているのがエピゲノムです。
エピゲノムってなに?って思ったでしょう。
(私もなんとなく理解していても、言葉にするのが難しいです)

エピゲノムとは「どの遺伝子を使い、どの遺伝子を使わないかを決めるスイッチ」です。(株式会社Rhelixa HPより)

このスイッチを入れないようにすれば、遺伝的に病気を受け継がれていても発症させないということもできるのです。
そのスイッチのオンオフに関係しているひとつが食餌です。
エピゲノムは食餌以外にも、ストレスや化学物質、紫外線などさまざまな刺激によっても変化します。


その食餌は本当に愛犬に合っていますか?

なんらかの病気や不調を繰り返している場合、食餌が合っていないことが考えられます。
体内の細胞に不健康なサインを送り続けると慢性の炎症を引き起こし、肥満やその他の炎症を引き起こす原因を体の中につくりだします。

その結果、心臓疾患も引き起こされます。

愛犬が心臓疾患を遺伝的に起こしやすいのなら、なおさら気を付けてあげないといけないですね。

「遺伝だからしょうがない・・・」と思うのか、「遺伝的に病気をおこしやすいけど、そのスイッチを入れない」ようにしてあげるのかで、愛犬の未来は変わってきます。

そのためにも、犬の手作りごはんにどんな栄養が必要で、どんな風に愛犬を観察していったらよいのかを飼い主さんは知る必要があります。

我が子を病気にしないためにも、毎日のごはんを知るところから始めましょう。