飼い主さんができる愛犬の下痢への対処法

愛犬が突然下痢に見舞われた!
一過性のものならよいですが、下痢が続くと心配になってしまいますし、何より愛犬の辛い姿を見るのも飼い主としては心苦しいですね。

そんなとき、お家でできる下痢の対処法についてお話してきます。

下痢や嘔吐はなぜ起きるの?

愛犬が異物を飲み込んでしまったとき、消化できないものは嘔吐で吐き出しているのを見かけたことのある飼い主さんも多いと思います。
吐しゃ物におもちゃなどの異物が混ざっていれば、「あ、これのせいで吐いたのね」とわかりますね。

ところが、そうでない場合、体が毒素など体にとってよくないものを体から素早く出すための反応として下痢や嘔吐が起こります。
腸内環境のバランスが崩れていると、便に血液が混ざっていたり、粘膜便として見られることもあります。
でも、それはすぐに病院へ行かなくては、というサインではないですね。

例えば、明らかに元気がなく衰弱していたり、大量の出血がある場合などは様子を見るのではなくすぐに病院へ行ってください。
下痢や嘔吐はあるが、普段と様子が変わらないようなときはお家でできる処置をしてあげて様子を見てみましょう。

ホームケアでできる4つの方法

絶食

下痢や嘔吐など消化器のトラブルのときにはごはんを抜きましょう。
1食ぐらい食べなくても、なんてことはありません。
ご自分に置き換えてみてください。
例えば二日酔いでムカムカしているときや下痢で腹痛がある時に、ごはんを食べたいと思う人はいないと思います(笑)

消化器を休めてあげることも大切です。

消化のよいものを与える

絶食後、下痢や嘔吐が治まっていれば、少しずつ消化のしやすいものから食餌を戻していきましょう。
まずはスープなどを与えてあげるといいですね。
ボーンブロススープなどを普段から冷凍庫に用意しておくと、さまざまな場面で使えますし、腸の健康のためにもよいので便利です。

ドライフードは消化に12~14時間ほどかかると言われていますので、下痢や嘔吐のあとには体にとっては負担になる食餌ですね。
(下痢や嘔吐でなくても、消化にはエネルギーを使いますので、体には負担ですが)

プロバイオティクスを与える

腸の調子がよくないことが多いわんちゃんにはプロバイオティクスがおすすめです。
まずは腸内環境を整えましょう。
うちのコはお腹が弱くて・・・とおっしゃっている飼い主さん、元々お腹が弱いのではく、食餌でそういう環境を作ってしまっているんですよ。
気が付いてあげてくださいね。

プロバイオティクスとは
人体に良い影響を与える微生物(善玉菌)、または、それらを含む製品、食品のこと。

プロバイオティクスの条件として、以下のようなものがあげられます。

1.安全性が保証されている
2.もともと宿主の腸内フローラの一員である
3.胃液、胆汁などに耐えて生きたまま腸に到達できる
4.下部消化管で増殖可能である
5.宿主に対して明らかな有用効果を発揮できる
6.食品などの形態で有効な菌数が維持できる
7.安価かつ容易に取り扱える
     出典:日本ビフィズス菌センター

下痢や嘔吐だけではなく、免疫力をUPするためにも腸内環境は大切ですので、普段からプロバイオティクスを摂り入れてもよいですね。

プレバイオティクス

プレバイオティクスは簡単に言うと、プロバイオティクスとなる細菌のエサとなるものです。
オリゴ糖や食物繊維の一部などがあります。

プレバイオティクスは犬用のハーブチンキとしても販売されていますので、お腹が気になるわんちゃんには常備しておいてもよいですね。

アニマルズアパスキャリーのプレバイオティクスプラスは食物繊維を豊富に含むチコリをメインにブレンドされていて、便通を整えてくれる作用があります。

 

 

下痢にはスリッパリーエルム
下痢のときに素早く調子を整えてくれるハーブにスリッパリーエルムがあります。
スリッパリーエルムに含まれるタンニンが消化器の粘膜を強化し、炎症を鎮めてくれます。
ハーブチンキは長い期間もちますので、突然の下痢に備えて1本常備しておくと便利ですよ。