犬の認知症予防に必要な食材やサプリメント

老犬 シニア犬 認知症

犬もシニアになってくると認知症を発症することがあります。
夜鳴きや徘徊、昼夜逆転などは私たち飼い主の生活にも影響を及ぼす深刻な事態にもなり得ます。
なぜ、認知症を発症してしまうのか、そして予防や改善にはどんなことが必要なのかお伝えしていきます。




犬の認知症の症状




この中に当てはまるものはありますか?




☑抑揚のない単調な声で鳴く
☑昼夜逆転してしまう
☑狭いところに入って身動きがとれなくなる
☑同じところをグルグル歩き回る
☑飼い主の呼びかけに反応しなくなる
☑トイレの失敗が多くなる




このような症状が出てきたら、もしかしたら認知症かもしれません。
ひとつでも当てはまるようでしたら、早めに対策しましょう。




認知症の原因




老化の原因は酸化と糖化が関係しています。
細胞の酸化を引き起こすフリーラジカル(活性酸素)が主な要因と言われています。




若いうちは体が酸化に対応できていたものが、シニアになるとフリーラジカル(活性酸素)のダメージから体を守ることが難しくなります。
とくに脳はその影響を受けやすいのです。
放っておけば、細胞が死んでゆき、認知機能の低下に繋がります。




原因のひとつにGI値の高い食べ物があります。
つまり、糖質です。
砂糖はもちろん、とうもろこしや小麦などもです。




ドッグフードにたくさんの炭水化物が含まれていることは認知症のリスクになります。




認知症を予防するには




酸化の影響を減らすには、抗酸化物の豊富な食餌が必要になります。
具体的にはどういったものを摂るとよいのでしょうか?




ココナッツオイル




ココナッツオイルは近年、ヒトにおいても認知機能の改善の効果があると認められています。




ココナッツオイルの利点は次のようなものが挙げられます。
・分解されすぐに血中へ吸収されるので、非糖質エネルギーの供給源となる。
・脳のエネルギー源のうちの20%を供給。
・ケトン体を作る上で重要になる。ケトン体は脳の栄養源になる。
・オメガ3脂肪酸を効果的に使うために必要。脳におけるオメガ3脂肪酸の濃度を増加
する。




毎日のごはんに少量から初めてみましょう。ココナッツオイルは量が多すぎると軟便になりやすいので、大型犬は大さじ1杯ぐらい、小型犬はティースプーン1杯程度をを目安にしてみてください。



オメガ3脂肪酸




オメガ3脂肪酸は認知症だけではなく、肥満や炎症、ガンにも効果があります。
人の研究ではDHAのサプリメントが老齢者の脳の健康をサポートするのに効果があると示されています。




毎日のごはんに魚油などのサプリメントを与えることは、認知症の予防にも繋がります。




オメガ3脂肪酸は酸化しやすいので、カプセルのものなどがおすすめです。全体量ではなく、EPA、DHAがそれぞれどれぐらい含まれているかを見てください。



ミルクシスル




ミルクシスルはハーブです。
肝臓の保護の役割もありますが、認知機能改善の役割もあります。
ミルクシスルの成分のシリマリンの活性成分であるシリビニンは脳において抗酸化物として作用します。




ミルクシスルはサプリメントなどを利用するとよいでしょう。
犬も使えるハーブチンキなどが販売されていますので、おすすめです。



ベリー類




ベリー類に含まれるアントシアニンは記憶力の強化や、加齢による神経機能の減退の予防、認知機能の緩和などの効果があります。




グルテンの影響




シニア犬の食餌からグルテンを取り除く理由は認知症とも関連しています。
グルテンを多く摂りすぎると、神経系疾患がおこりやすくなります。




まとめ




まだ認知症を発症していない場合、食餌の改善で予防することは可能です。
もしも、すでに症状が出ていても諦めないでください。
食餌の改善をすることで、犬の認知機能も改善されたという研究はたくさんあります。
シニア犬によりよい老後を過ごしてもらうために、薬に頼るばかりではなく飼い主さんにできることはたくさんあります。




まずは、すぐにできる食餌の改善を始めてみましょう。