犬の歯磨きについて、目にすることが多くなりました。
ところが、突然「今日から歯磨きしましょう!」と言ってもなかなかスムーズに歯磨きをさせてくれるわんちゃんはいないですよね。
まずは、順を追って愛犬との絆を深めて行きましょう。
そののちに、歯磨きを上手にさせてくれるわんちゃんになりますよ。
歯磨きを取り入れるまでの手順
ボディチェックはどこまでできますか?
愛犬の健康状態をチェックするためにも、飼い主さんにどこを触られても抵抗しない、されるがままなワンコに育てましょう。
歯磨きをするためには、マズルを触られても大丈夫にならないといけません。
まず、全身どこを触られても大丈夫なようにしてみましょう。
おやつが好きな子であれば、おやつを使ってみてもよいかもしれないですね。
ご褒美や褒めるといったことを利用して、全身触られても大丈夫なようにしたいですね。
ゴロ~ンはできますか?
どこを触られても平気なようになったら、愛犬を仰向けにゴロ~ンと寝かせてみましょう。
愛犬はおとなしくされるがままになっていますか?
歯磨きをするとき、できれば仰向けに寝かせるとお口の中が見やすいです。
歯磨きの基本は目視です。
磨いている場所をしっかり目で確認できるようにして磨けるとよいですね。
そのためにも仰向けにゴロ~ンとできるようになると便利です。
人間の赤ちゃんの歯磨きと同じ要領ですよ。
めざせ、歯磨き犬
ここまでできるようになれば、歯磨きができるワンコになるまであと一歩です!
飼い主さんが足を伸ばして座り、足の上で愛犬がゴロンとできるとよいですね。
こんな風にゴロ~ンとした状態でマズルを触ったり、唇をめくったりしてみましょう。
口をアーンと開けてもらって、口の中を観察してみてもよいですね。
歯も触ってみてみましょう。
ここまでできれば、指にガーゼを巻き付けたり、指にはめるような歯ブラシを使って歯磨きを始めてみましょう。
犬用のものでもよいですが、人間の赤ちゃん用のものなどを利用してもよいです。
いよいよ歯ブラシの出番です!
ここまでできるようになれば、あとは歯ブラシを使って磨くこともできるでしょう。
磨き方の説明はこちらで確認してみてくださいね。
まとめ
犬は口の中に異物が入ることに慣れていないです。
今まで歯磨きをしたことないわんちゃんにいきなり歯磨きを使って磨いてもなかなかうまくいかないかもしれません。
焦らずゆっくり時間をかけて歯磨きができる犬に育てましょう。
毎日の歯磨きで防げる病気もありますよ。