犬が長期に渡って抗生物質を使用しているときに生じる副作用と解決方法

皮膚疾患などで長期に渡って抗生物質を服用しているわんちゃんもいるのではないでしょうか。
犬の場合、皮膚の細菌感染で1ヵ月以上抗生物質を投与することは珍しくはないようです。

我が家の愛犬ロビンも2歳で脳炎になり、抗生物質ではありませんが2年ほどステロイドを服用し続け、さまざまな副作用がありました。

では、抗生物質を長期に渡って飲み続けると、どんな問題が生じるのか見ていきましょう。

抗生物質とは

抗生物質とは、細菌などの微生物の成長を阻止する物質のことで、肺炎や化膿したときなどの細菌感染症に効果があります。

動物はさまざまな細菌と共生していますが、抗生物質はこの共生を破壊し、かつ耐性菌などさまざまな問題を引き起こします。
そのひとつが腸内細菌問題です。
抗生物質はリーキーガットを誘発し、アレルギーを引き起こす可能性があります。

リーキーガット症候群については「愛犬の下痢や嘔吐の原因になるLGSの原因と対処法」にて述べています。

腸内細菌問題

抗生物質は細菌感染に関しては優れた効果を発揮します。
それは、悪い菌も善い菌も全て殺してしまうからです。

抗生物質を服用すると、腸内細菌のバランスは一気に変わってしまいます。
善玉菌も悪玉菌も全て殺してしまうと、薬に耐性のある細菌やウイルス、カビなどがはびこる原因になってしまいます。

ここで考えてみましょう。
腸は免疫の70%を司るとも言われています。
抗生物質で症状は抑えられても体の抵抗力や自然治癒力が落ちてしまっては、その病気を治すことはできませんね。
細菌が死ぬことによって一時的に症状が治まっても、原因を除去しない限り、同じことの繰り返しです。

逆に考えれば、腸内細菌のバランスを整えてあげれば、薬を使わなくても症状はなくなるはずです。

抗生物質を飲み続けていて、お腹の調子がよくない場合、その薬が原因かもしれません。
抗生物質を飲み続けて、お腹の薬も処方されているなんてバカバカしいですよね。

日本は抗生物質を世界一乱用している国です

人間の医療では、日本は世界一抗生物質を乱用していると言われています。
畜産においては人間の2倍以上使われているそうです。

ホルモン剤・抗生剤の危険性
犬のごはんにスーパーのお肉をおすすめしない理由はこういったところにあります。
畜産や養殖によって生成される食材の代表格、肉、養殖の魚、卵、牛乳なども同じです。

あなたが風邪をひいて病院に行ったときに、「念のために抗生物質も出しておきましょうか」と言われたことはありませんか?
風邪の原因はほとんどがウイルスの感染です。
風邪を治すのは体に備わっている免疫ですね。
薬がウイルスを退治してくれるわけではなく、薬はあくまでもつらい症状を抑えるためのものです。
そして、風邪はウイルス感染なので、細菌に効果のある抗生物質は何の役にも立ちません。

あなたの愛犬が長期に渡って抗生物質を服用しているとき、免疫の要の腸内環境に問題が起こっている可能性が高いです。
それでは、いくら抗生物質を飲み続けていても病気は治りませんね。

まずは食餌を見直しましょう


「犬の皮膚疾患はドッグフードでは治らない」でも書いていますが、抗生物質を飲み続けて、ドッグフードを与えていては何の解決にもなりません。

まずは、愛犬の腸内環境を整えるために食餌を切り替えることが大切です。

人間の世界でも
からだに必要なもの、 全部入り。
“完全食”で、 もう食事に迷わない。
と謳っているベースフードと呼ばれるパンとパスタが販売されているようですが、これをずっと食べ続けるってなったらどうなんでしょう?
完全食なので、一生これを食べ続けてくださいと言われてもこれで健康になれるの?って私だったら思っちゃいますね。 

腸内環境を整えて、健康になれるごはんを愛犬に作れるのは飼い主さんであるあなただけですよ。
獣医さんではありません。
健康で天寿を全うできるように、私と一緒に愛犬のごはんを見直してみませんか?

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