家の犬、ダイエットが必要です。
と思っている飼い主さんはどれぐらいいますか?
日本ではぽっちゃりさんが可愛いという風潮があり、ぽっちゃりしていても気にしない飼い主さんも多いですね。
実際に、日本で飼われている犬の半数以上が太り気味、あるいは肥満というデータもあるようです。(BCSによるデータ)
でも、ちょっと待って!
犬の肥満は病気の元です。(人間も同じですが)
体重が増えると膝や腰に負担がかかったりしますので、お散歩も嫌がったり、より痩せにくい状態になってしまいます。
健康のためには、適切な食餌と運動が大切です。
ところが、そんな我が家のひとり息子(カニンヘンダックス)を油断して太らせてしまい、現在ダイエット中です。
ダイエットを始めて1週間で100g減量です。
手作りごはんでは体重のコントロールも比較的簡単にできます。
なぜドッグフードでは痩せないのかを知っていきましょう。
我が家のごはんメニュー
我が家では1歳過ぎから12歳の現在まで手作りごはんです。
理由はドッグフードを食べなくなったので。
自己流の手作りから始め、紆余曲折して現在のごはんに辿りつきました。
同じ手作り食でも年々変化していっています。
(手作りごはんについては獣医さんや専門の方から勉強しました)
いわゆる生食と呼ばれるごはんです。
生のお肉や野菜、必要なサプリメントなどを利用して野生の獲物をお皿に再現したごはんです。
必要な栄養も計算されています。
太る痩せるは脂質でコントロールできています。
犬に必要な脂質は計算で与えていますが、我が家の犬は冬の寒さで痩せやすいので、冬は脂質多めですが、これが太ってしまった原因です。
ごはんのメニューを見直し、計算しなおしたことでダイエットも順調に進んでいます。
我が家の手作りごはんの特徴は炭水化物はほとんど使用していません。
そのために、体重のコントロールもわりとしやすいです。
炭水化物は野菜や果物に多く含まれているものもありますが、我が家の犬ごはんでの野菜や果物の割合はごはん全体の2割程度。
その中に、炭水化物が含まれているものがあってもごく少量です。
炭水化物を利用する加熱食での手作りごはんでは、こういった計算が難しいのではないでしょうか?
炭水化物抜きダイエット?
炭水化物抜きダイエットというものがあるように、炭水化物は太りやすいというイメージがありますね。
人の場合、5大栄養素のひとつである炭水化物を抜くということ自体はどうなのかな?と個人的には思いますが(なにより、私は炭水化物は割と好き!笑)、犬にとって炭水化物は人ほど重要な存在ではないんです。
ドッグフードのパッケージやサイトでよくみかけるペットフードの栄養基準やラベル表示に関する基準を制定しているAAFCO(米国飼料検査官協会)では、フードに炭水化物の基準は設けていません。
パッケージの成分分析値を見てください。
炭水化物の表示はありますか?
ないと思います。
犬は炭水化物の消化もできますが、なくても生きていけます。
犬にとって重要なのは炭水化物よりもタンパク質です。
人との共存が長い犬たちは、炭水化物を消化できるようになってきました。
犬が雑食と呼ばれるのはここからきているのかもしれないですね。
ドッグフードにはつなぎやかさましで炭水化物が必要です。
しかし、それらがどれぐらい含まれているのかは私たち飼い主には読み取ることはできません。
(だって、表示の義務がありませんから)
高炭水化物食品
炭水化物が多く含まれている食品の一例です。
かぼちゃ、じゃがいも、オート麦、とうもろこし、小麦・・・・
どうでしょうか。
あなたの与えているドッグフードにこれらの食品が原材料として入っていませんか。
もしも、これらの含まれる割合がタンパク質よりも多かったら?
それではなかなか痩せることは難しいですね。
炭水化物は体内で脂肪になりやすいです。
肥満や脂肪肝の診断を受けている犬たちは、炭水化物がメインの食餌になっていませんか?
ダイエットフード
ダイエットフードを利用している飼い主さん。
低GI穀物という名目で、豆類が使われていませんか?
豆類も犬の胃腸の不調を引き起こす原因のひとつです。
フード会社は悪いことは書きません。
どんなフードがよくてどんなフードを選ばない方がよいのか、飼い主さんはしっかりと見極める目を持ってください。
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