犬の手作りごはんにはカルシウムは必須です

犬 生食 骨

愛犬に手作りごはんを作っている方も多くいますね。
ではその中で、ごはんにカルシウムをきちんんと追加している方はどれぐらいいるでしょうか?

最近、日本や海外のホリスティック獣医師から手作りごはんでのカルシウム不足を懸念する声があがているのをご存知でしょうか?
あなたの作っている手作りごはんは犬に必要な栄養素を満たしていますか?

カルシウムには筋肉を正常に保ち、脳や循環器の機能を維持する重要な役割があります。
カルシウム不足になると、体は体内のカルシウムの保存場所である骨からカルシウムを利用し始めるので、骨がもろくなったりすることも!?

犬は人の6~7倍ものカルシウムを必要とします。
カルシウム不足はカルシウム系の尿石発症の発生や骨粗しょう症や骨折のリスクが高くなることもあります。

リンとカルシウムの割合を保ち、骨を健康に保つためにもカルシウムの添加は必須ですね。


生の骨を利用

手作りごはんで、肉や野菜、穀類だけを与えている場合、カルシウムが不足しています。
一番手っ取り早いのは骨付き肉を与えることです。

骨にはバランスよくリンとカルシウムが含まれていますので、体重に応じて、あなたの愛犬にどれぐらいの骨付き肉が必要か計算して骨付き肉を与えるとよいですね。

ただし、消化能力の悪い犬に骨を過剰に与えると嘔吐(吐出)の原因になったり、膀胱結石の原因になりますので、なるべく柔らかい骨を利用することをお勧めします。
例えば、鶏の首の骨や手羽などは小型犬でも食べやすいですね。

骨を与えるときは事故に繋がることもありますので、できれば小さく刻むか、食べている間はそばで見守りましょう。

また、加熱した骨は硬くなり割れると鋭利になりますので、体の中でどこかに刺さる危険もありますので、加熱した骨は絶対に与えないでくださいね。


卵の殻を利用

生の骨が手に入らない場合、卵の殻を利用する方法もあります。
卵の殻には炭酸カルシウムが豊富です。

卵の殻は水洗いしてとっておいてある程度たまったら、お湯を沸かして5~10分ぐらい煮沸します。
その後、キッチンペーパーなどを敷いて電子レンジで4分加熱して乾燥させ、ミルで粉末にしたらできあがりです。
あるいは、180度のオーブンで約10分焼くと簡単に砕けますので試してみてください。

卵の殻の粉末小さじ1杯でカルシウム1800㎎に相当しますので、必要な量を与えてくださいね。


サプリメントを利用

サプリメントの場合、必要なカルシウム量は手作りごはんの肉の量によって決まります。
リンとカルシウムの割合は1:1.2~1:1.5です。
最大でも1:2になるように計算してプラスしましょう。

サプリメントを使う場合、シュウ酸カルシウムは膀胱結石を起こす可能性があります。
安全に使えるのはクエン酸カルシウムや炭酸カルシウムなどです。

サプリメントは動物用のものでなくても構いません。
人用のサプリメントを利用してもOKです。


手作りごはんに必要な栄養素

一度、いつも愛犬に作っているごはんの栄養素を計算してみましょう。
いろいろなものが足りていない可能性が大きいです。

カルシウムはその代表的なものです。

我が家はヨーロッパのBARFの獣医さんの考えた栄養割合を参考にしてごはんを手作りしています。
生食の利点は、簡単というのが一番ですが、その他にも犬に必要な栄養素の計算もめんどくさくないということが大きいです。

愛犬の健康を守るためには、手作りごはんにはある程度の計算が必要です。
適当な手作りでは、健康に害を及ぼす可能性もありますので、是非とも一度愛犬のごはんの栄養素を計算してみてくださいね。

愛犬がカルシウム不足にならないように、手作りごはんには必ずカルシウム源をプラスしましょう。